土地の上にどのような建物が建っているかで、土地の価値(価格)を下げるケースがあります。このように建物が建っていることによる減価分を「建付(たてつけ)減価」といいます。
今回は「建付(たてつけ)減価」についてお伝えします。
建付(たてつけ)地とは
建物の建っている土地で、建物と土地の所有者が同一の場合の宅地を「建付(たてつけ)地」といいます。
建物等が存在していない土地は「更地(さらち)」といいます。土地の価値(価格)が最も高い状態は、土地の上に何も立っていない更地(さらち)です。
土地・建物が一体となっている不動産の場合、と土地の上にどのような建物が建っているかで価値(価格)を求められます。
最有効使用とは
土地の使用方法として最適な建物が建っている状態を「最有効使用」といいます。この状態であれば、
更地価格 + 建物価格 = 土地建物価格
となります。
例)商業地域に高度利用の商業ビルが建っている・高級住宅地に高級戸建て住宅が建っている
建付(たてつけ)減価とは
ところが、土地の上に入居者の見込めないアパートが建っているなど土地が有効利用されているとは言えない場合もあります。建物を撤去して更地にし、最適な建物を建て直すのであればその撤去費用を考慮し
更地価格 - 撤去費用
となり、更地価格を割り込むことになります。
このように、建物が建っていることで価値を下げることを「建付(たてつけ)減価」といいます。
建付減価の上限は撤去費用となります。
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